自分が指導する立場になったとき、部下や後輩との関係で悩む人も多いです。
部下たちの仕事ぶりをみて「どうしてこんなことも出来ないんだ」と、ついイライラ……。
優しく接したいのに、できない。
イライラしても仕方ないのに、感情をコントロールできない。
そんな自分を責めてしまう。
子育てで同じように感じている人もいるかもしれませんね。
こんにちは。心理カウンセラーの富田です。
今回は、私がやっているカウンセラー養成講座「自分も幸せになれるカウンセリング講座」の基礎クラスを受講中のKさん(海外在住、40代、男性)にお話を伺いました。
Kさんは、受講前からカウンセラーになるための行動を進めていて、すでにカウンセラー資格を持っていました。
でも、資格を取るために受けた講座では実践練習ができず、経験を積みたくて当講座の参加を決めたんだそうです。
当講座で何度も練習するうち、人の話をしっかり聴けるようになったと実感しているとのこと。
その結果、周りの人を理解できるようになり、寛容になれたと話してくれました。
とても素敵なお話を聞けたので、
- 部下や後輩に優しくしたいのにイライラが収まらない
- カウンセラーの資格は持っているけど仕事にならずに困っている
という人はぜひ読んでみてください。
講座に申し込んだきっかけは?
人の悩みを上手に聴けるようになりたかった
こんにちは。受講生のKです
友人に深刻な相談をされたときに、上手に話を聴けなかったのがきっかけです。
なんとか力になれないかとYouTubeを色々みているうちに、れいこさんの動画にたどり着きました。
ちょうどそのタイミングで講座の募集があり、習ってみたいと思い申し込みました。
カウンセラーになりたい気持ちも持っていた
元々、カウンセラーの仕事に興味もありました。
大学では履修科目で心理学を学び、通信講座で心理カウンセラーの資格もとりました。
でも、資格を取ればカウンセラーになれるかと言えば、それは違ったんです。
知識はあっても、クライアントとの会話の中でどう活かしていけばいいのかが全然わからない。
れいこさんの講座を受けるまでは、カウンセラーとして活動する自信が持てませんでした。
とにかく実践練習が必要だと思ったのです。
れいこさんの講座は、実践練習がたくさん出来ると書いてあり、申し込んだらすぐに練習会に参加出来るとあったので、そこに強く惹かれて申し込みを決めました。
講座に参加する前、悩んでいたことはありますか?
自分のキャリアについて悩んでいました
コロナの事もあって、会社の状況が順調とはとてもいえない感じでした。
長く働いていた職場なのですが、これを長く続けて行くのはどうなんだろう…と考えるように。
なんとなくですが、組織に所属し続ける人生は、僕には難しい気がしたんです。
「ずっとやっていきたい」と思えるような仕事に就きたい気持ちが日に日に強くなっていきました。
年齢の事もあるし、そろそろ何か動き出さなければと思っていたところでした。
受講したことで、何か成果はありましたか?
職場のイライラが減り、部下との関係がとても良くなりました
僕は今、海外に住んでいて、現地の人と働いています。
受講前の僕は、職場でイライラすることがとても多かったんです。
「文化の違いなので仕方ない」と思いつつ、現地スタッフのルーズさが気になって仕方なかったです。
一人でイライラするだけならまだマシなのですが、その感情をスタッフ本人にぶつけてしまうことも……。
キツい言葉を言ってしまったことが何度かありました。
この問題に気づいたのも講座を受講してからです。
受講をきっかけに自分のやってる事はパワハラに当たるんじゃないか?と考えるようになりました。
そのときです。スタッフの笑顔がなくなっていることに気付いたのは。
これはヤバいと思いましたね……。
それ以来、講座で学んだことをスタッフとのコミュニケーションで意識するようになりました。
実生活に活用しやすい知識を教材で学び、練習会で人の話を聴く練習を重ねているうちに、少しずつ、人に対してイライラすることが減ったんです。
部下が変わったわけではないです。
相変わらずルーズだし、僕にとっては「ありえない」と思う事を度々やらかしてくれます。
でも、スタッフの話を最後までじっくり聴けるようになったら、だんだんと相手の気持ちや事情を理解できるようになっていったんです。
それまでの僕は、相手の話を最後まで聞かずに言い返していたなぁとしみじみ思います。
聴く力がついて「人にはそれぞれ事情があって、みんな精一杯生きてるんだ」と思えるようになった時、部下の行動を受け入れられるようになりました。
そのおかげでスタッフに笑顔が戻り、今はすごく仲が良いです。
講座の良かったところを教えてもらえますか?
教材が興味深い内容ばかり
いわゆる「お勉強」的な心理学ではなくて、実生活に活かしやすい内容を学べるので、すごく面白いです。
どの回も面白かったのですが、中でも僕は、6か月目の内容が気に入っています。
職場のコミュニケーションに応用できることだったので、特に印象に残っています。
全ての内容で3種類の教材があるのがすごい!
講座の教材でありがたいのは、ひとつの内容で「動画・音声・文章」の3種類の教材が準備されていることです。
普通、この内容は動画、この内容は文章で…など、内容によって教材の種類が分かれている講座が多いと思うんです。
でも、れいこさんの教材は、全部の内容に関して3種類の教材がもらえるので、その時の体調や気分で教材を使い分けられます。
「今日はサラッと文章で確認、今日は音声で『ながら学習』、ガッツリやるときは動画で」といった感じで、3種類の教材を全部使っています。
何度も練習できるのが嬉しい
そしてやっぱり、何といっても練習量の多さがすごいですね!
たくさん練習会に参加した今、改めて思うのは「DVDを何度も見る」とか「スクーリングに数回参加する」では、仕事で通用するレベルには絶対ならないということです。
何度も何度も練習しないと、クライアントさんの話をまともに聴けるようにはならないと実感しています。
れいこさんの講座は、その点をきっちりカバーしてくれます。
受講期間中は回数無制限で参加できるので、心置きなく、たくさん練習させてもらっています。
どんな人にオススメ?
資格を取っても仕事にならないと感じている人に
カウンセラーの資格を取ったはいいけど、仕事に出来なくて困ってる人に強くおすすめしたいです。
過去の僕がまさにそうだったのですが、資格をとっただけでは何をどうしたらいいのか全然わからないと思います。
この講座では、れいこさんはもちろん、プロとして活動中の先輩たちから実践的なアドバイスをもらえます。
何度も何度も練習を重ねたおかげで、やっと僕も、プロとして活動していく自信がついてきました。
周りの人を優先してしまう人・自分の心を見ないようにしている人も
自分よりも周りの人を優先してしまったり、言いたいことを言えない人にもオススメしたいです。
練習会で、聴き役と話し役の両方を経験していくうちに、「自分も相手も大切にするコミュニケーション」が分かってきた気がします。
自分が本当はどんな事を感じているかをキャッチ出来るようにもなってきました。
本当の気持ちに気付いてしまうって、ある意味怖いです。
でも、一生知らないままだったらもっと怖いことになってるかもしれません。
みんな色々な事情があって、自分の心を見ないようにしてると思いますが、自覚できて初めて言葉で伝えることが出来るんだと思うのです。
カウンセラーになるつもりがない人にもオススメしたいです。すごく良い経験をさせてもらっています。
記事を読んでいる方にメッセージをお願いします。
練習会で話し役を初めてやったとき、今まで僕は、自分の気持ちを人にちゃんと伝えてこなかったことに気付きました。
講座の仲間たちは、僕の言う事を誰も否定しません。
どんなに僕が腹黒いことを言ったとしても、みんな、そのまま受け止めてくれます。
じっくり聞いてもらう事がこんなに心地いいことだなんて、受講するまでは思いもしませんでした。
この感覚を一度味わってしまうと、もう元の生活には戻れないです。
ジャッジや批判のない安全安心の場で、気持ちを話す心地よさをたくさんの方に体験してもらいたいです。
インタビューはここまでです。
Kさん、ありがとうございました!
いかがでしたか?
今回は、講座を通じて自分と向き合い、部下ともしっかり向き合ってきたKさんのお話を伺いました。
近い将来、Kさんがプロカウンセラーとして活躍する日がくるでしょう。
その日が待ち遠しくてしかたありません。
講座では、人をサポートする技術を学びながら自分の問題と向き合っている方がたくさんいます。
興味があるかたはぜひ、講座の案内をお読みください。
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