子どもに優しくしてあげたいのに、いざという時に体が動かない

「こうしたら良いと分かっているのに、体が動かない。感情がブレーキをかけてくる…」
こんな経験はありませんか。

彼氏に嫌われたくないのに、重い女になってしまう。

叶えたい望みがあるのに、行動できない。

アダルトチルドレンの方は、子育てで「〇〇したいのに、できない」に直面することも多いです。

子どもに優しくしたいのに、できない

子どもはACにしたくないのに、愛したいのに、可愛いと思えない

こんな時、どうしたら良いのかについて、インスタに戴いたメッセージを元に解説します。

子供がきっと甘えたい時(怪我して痛い、お腹痛い、お友達に嫌なこと言われた…等)

ママにハグして欲しいんだろうな、

優しくよしよしして欲しいから言ってきたんだなって

わかってるのに、そうしてあげたいのに、

優しく受け入れてあげたいのに、

どうしても最初の一歩がスムーズに動かないんです。。

子供を励ましたいし目の前の子供の気持ちを考えると

こちらも胸がキューッとしてるんです

でもすぐには行動にうつせない。。


考えると私、そう言う場面で親に『だから危ないって言ったでしょ』『気にしすぎ』『また?』とか言われてたなぁ…とやたら思い出します。

どうやって乗り越えて気持ちを整理していけば、こどもを優しく受け止められるようになるのでしょうか

お辛いですよね……。

子供の事をすごく愛しているし、優しくしてあげたい。

なのに、体が思うように動かない。体が私の言う事をきいてくれない……。

親御さんに冷たい対応をされて、その辛さを痛い程わかっているだけに、罪悪感ですごく苦しんでいらっしゃるのではないでしょうか。

質問者さんの想像通り、おそらく、過去の記憶が、関係していると思います。

深層心理に、子ども時代の辛い気持ちや、親御さんにやってもらえなかった事への未練などが、根深く残っているのではないかと。

もしかしたら、これまでは、親に不満や恨みを抱えているつもりはなかったかもしれません。

親への不満を感じていなかった人が、子育てをきっかけに、違和感に気づくことも多いです。

こんなときどうすればいいかといいますと、

例えば「職場が…旦那が…姑が…」みたいな、現在の人間関係の問題は、心理分析を学ぶだけで解決することも多いのですが、

「こうしたら良いと分かってるし、そうしてあげたいと思うのに、身体がいうこときかない」

このような時は、心理分析の知識プラス心理療法をやっていくのが一番の近道だと私は思います。

子ども時代の頃の心の傷を癒していくのですが、私ならまず、親への気持ちを、たくさん書き出してもらいます。

「本当はこうしてもらいたかった。寂しかった」などです。

もしかしたら、最初は、何も出てこないかもしれません。

反対に、想像以上に怒りや恨みなどが出てくるかもしれませんが、どちらでも全く問題ありません。

何も感じないなら「何も感じない」でいいし、恨みつらみが出てきたら、それを。

ときには「死ね」なんて言葉が出てくるかもしれませんが、それも全く問題ありません。

誰に見せるものでもありませんから、どんな気持ちが出てきても否定せず、それを書いていきます。

人によっては、書くのが苦手で、書くワークがうまく出来ない人もいます。

その場合は、カウンセリングの中で「話して吐き出す」を、何度も行います。

そしてその後は、どう気持ちが変化するかでやる事が変わるのですが

「過去の自分をいたわるワーク」「親の心理的事情の理解」「親への感謝のワーク」などを、することが多いです。

書くワークだけではなく、イメージワークを使う事も多いです。

親への恨みを書かずに、最初に「過去の自分をいたわるワーク」をすることもありますが、この辺を全部説明すると「富田流カウンセリングマニュアル記事」になってしまいそうなので、ここでは省略しますねm(__)m

最後は、親への未練などを手放し、深層心理が親離れをするワークを行います。

(※ここまでの流れは、1回のカウンセリングで行うわけではなく、複数回のカウンセリングで行います)

このような、さまざまな心理療法を通じて、ご自身の過去の記憶が癒されていくことで「体がいう事をきかない…」のような事から抜け出すことができます。

「子どもを愛してるのに、優しく出来ない」というときは、よかったら心理療法を受けてみてください

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