「自分ばかり仕事を押し付けられる。支え合いながら働きたい」

インスタのフォロワー様からDMで質問をいただきました。

インスタのストーリーズの機能にある「質問箱」は長文を打てないので、長文で質問したい場合は、あなたもぜひDMやLINE、メール等で送ってくださいまし(^^)

では、いただいた質問をご紹介します。

言い方が感じ良くないかも知れないのですが、私、能力が高いタイプなようで職場などでも自然とやる事が増えてしまうんですね。

出来るのでいいんですけど、大変な時に手伝って欲しいと頼ると、そのくらいできるよねってニュアンスで断られる事があります。
 
PTA役員をしていた時も、父が急死して葬儀などで忙しくて他の方に代理をお願いしたら、後から別の方に無責任だと文句を言われて理不尽だなと思ったことがあります。

先日、ある方に「本当に助けて欲しいときに手伝ってって言っても、自分でできるでしょって言われる事がある」と話をしたら、

「〇〇さんみたいに出来る人の手伝いをしたら、自分の方が上手くできない事に凹むかも知れないから手伝わないと思う…。それに無理したら、〇〇さん出来るでしょ」って言われたんです。 

普段、周りのサポートをする事が多いので、私も助けてもらいたいなって思うのですが、私は何に気づけば周囲と支え合っていけるようになるでしょうか?

仕事は出来る人がやればいい。という上司にあたることも多くて、それは、そうかも知れないけど、そればかりでは、不満だなと感じていました。

なるほどー…うーん。

今回の問題って、自立をこじらせてる人に多い問題な気がしますねー……。

今すぐあなたの所に飛んでって、「仲間だよぉっっ!!」って、抱きしめたい気持ちになりました。(あ、いやまあ、私は能力低い方でしたけども。笑)

今回の問題の打開策について、ポイントは2つあります。

  • リーダーシップを身につける
  • 自分を過小評価するのをやめる

ひとつずつ解説していきますね。

Contents

肩ひじ張って、周りにバリアはりまくってない?

なんかね。こじらせ自立の仲間として、すっごく気持ちはわかるんですよ?わかるんですけども……。

たぶん、コミュニケーションのやり方で、色々損しているんだろうなって思います。この文面の空気感で、職場の人とも関わっているのであれば。

というのも、この文章の中で、すでに「余計なひとこと」が3つも入ってまして…

まあ、そのうち2つは、この場だから使った言葉だと思うのですが「出来るのでいいんですけど」に似た言葉は、普段も言っちゃってるんじゃないかな。

きっと普段から、自分の心が傷つかないように、バリアをビシバシに貼りまくってるのではと思いました。

「余計なひとこと」を言わないように、心の壁をとっぱらうのも大切かも。

心の傷つきのケアも、おすすめしますよん。

端的に言うと「可愛げがない」んです。「自分は愛されるべき存在だ」ということを忘れてしまった人の言葉遣いになってるといいますか。

私も未だに同じ課題を抱えていまして、そういうところが「気持ちわかるよぉっっ!」って、抱きしめたくなった次第です。(ハグがウザかったら握手でもいいのよ?)

残念ながら、あなたの「支え合って働きたい気持ち」は、職場のメンバーには全然伝わってないと思います。

周りの劣等感を刺激しちゃってるのかも…?

あなたは、率先して色々なことをやり過ぎちゃうんだと思うのです。

そして、周りを依存的にしちゃうタイプなんだとも思うのです。周りはきっと、拗ねてるんでしょうね。

「自然とやる事が増えてしまう」とありましたが、あなたはきっと、能力が高い分、色々気がついちゃうんでしょう。あれが出来てない、これもやらなきゃって。

そこできっと「みんな大変そうだし、私がやっといてあげよ。私はまだ余力あるし…」みたいな感じで、ササっと対処しちゃうんだと思うのです。

それはきっと、初めのうちは「私がやってあげれば、みんなが助かるだろうな」という配慮・思いやりの気持ちからだったはずです。

でもそれって、全員が「わぁ!助かるぅ~✨」と思ってくれるわけではなくて。「出しゃばられた」「自分のお株を奪われた」「イヤミかよ」のように、面白くないと感じる人も、当然出てくるんですね。

周りの無力感とか、劣等感を刺激してしまう時も、あるんだと思います。

あなたが人の役に立ちたいように、周りだって、役に立ちたいし、居場所が欲しいです。役に立たない人ポジションになるのは、みんな辛いですもん。

「そんな、つまらない感情、大人げない。大切なのは、職場が円滑に機能する事でしょ」と思うかもしれません。でも、人間誰しも、そんなに強くありません。大人げない感情だって、あって当然です。

当人たちも「大人げない感情だ」と分かっています。だから、表立ってあなたに意見は言ってこないでしょう。言葉では「ありがとう」とか「すごいね」って言ってくれるかもしれません。

でも…なのです。仕事を頑張りたくても、能力が追いつかない人の気持ち、想像できますでしょうか。

そうやって少しずつ、「私の劣等感を刺激する脅威」として、無意識下で敵認定されてるのではないかと。

それが「あなたは出来るでしょ」っていう、イヤミにつながってるんだと思います。意地悪ゴコロがムクムク湧いてきちゃうんでしょうね…というか、拗ねた発言ですよね。

そして、相談した人は、「周りの人との関わり方に改善が必要よ」を、オブラートに包んだ結果「〇〇さんみたいに出来る人の手伝いをしたら…」って言ったのだと思います。

人間関係って、平和なときの関わり方が重要です。普段、信頼関係を結べていないと、困った時だけ「助けて」って言っても、なかなか難しいですよね。

自分を過小評価していない?→リーダーシップのステージへ

そしてあなたは、自分の能力を高いと評価しつつ、過小評価している部分もあると思います。

対等だと思ってません?同僚たちのこと。対等な関係で収まってる器じゃないんですよきっと。あなたの才能資質は。

それなのに、対等であろうとしてるから、色々ひずみが生じてるんじゃないかと思います。

対等だと思ってるから、周りに期待する → 期待したのに出来ていないから、イラつく。イラつき過ぎて、もしかしたら内心見下しちゃうのかもしれない…見下したくなくても。

「周りへのリスペクトがない」その空気感が漏れちゃってる可能性は、大いにあります。

下っ端のポジションで収まるタイプじゃないのに、無理して下っ端やろうとしてるから、ややこしいんだとも思うのです。

あなたの、色々気が付く能力は、自分が手を動かすのではなくて、司令塔のポジションで活かすときが来てるのではないかと感じました。

自分がリーダーで、周りはチームメンバー。そう考えたら、そのポジションにいる人へのリスペクトは生まれるんじゃないかと考えます。

今の職場で昇格を狙うか、はたまた、今のポジションのままで、こっそり裏回しをしてみるか、あるいは、あなたがリスペクト出来る人が多めの職場を探すか……。

長くなりました。まとめますね。

ポイントは、周りへのリスペクトと、自分の才能資質を、のびのびと発揮できる働き方かなと思いました

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