インスタで「自分も他人も信じられず辛いです」と、質問をいただきました。
私はそれに対し、こうお返事させてもらいました。
「傷つくことに慣れる」のが大切かもしれません。
理不尽な攻撃に慣れましょう、という意味ではないですよ?
自分が何かを選択した結果、傷つく結果になってしまう事に慣れるんです。
つまり、誰かを信じたり、勇気を出した結果、失敗したり、傷つくことへの耐性が大事です。
「自分や人を信じられない」って悩む理由は、傷つきたくない防衛だと思うのです。
「信頼」って確かに大事なんですけども
「信じよう、信じなきゃ…信じます」って唱えても、難しいですしね
上記の通り、ストーリーズでお返事させてもらったところ、補足のご質問をいただいたのです。
「傷つくことへの耐性は、どうやったらつけられますか?」
これは、他の人も知りたいかなと思ったので、ブログで回答させてもらいます。
いただいたメッセージはこちら
質問に答えて頂きありがとうございます!
信じられなくて悩む理由が傷つきたくない防衛と聞いて少し納得がいきました。
自分だけで決めたことで失敗したくないから人の意見を聞くけど、結局どっちを信じて選択すればいいか分からないってなることが多いです…。
自分を信じたとしても誰かを信じたとしても100%正解を選ぶことは難しいとは思うんですけど、間違えたくない傷つきたくないという気持ちが勝ってしまう気がします。
耐性はどうしたらつけていくことができますか…?
結論から先にお伝えしますと「傷つく経験を、たくさんする」です。
……読んでいる方の抵抗感が、今すでにビシビシ伝わってくる気がしますが。苦笑
アダルトチルドレンさんは、傷つくことに対して、強い怖れを感じている人がとても多いです。
もちろん、誰だって傷つくのは嫌ですし、平気になることはないんですけども、「嫌だけど何とか耐えられる」ぐらいを目指して欲しいんです。
「傷ついたのは、すごく辛かったけど、自分はちゃんと乗り越えられた」という体験は、私たちの強力な支えになります。
私たちは、風邪をひいて、熱を出すことに、強い恐怖心はありませんよね。(会社で文句いわれるかも、みたいな抵抗はあるかもですが)
風邪の熱は、不快だけど、いつかは下がると分かっているからです。
傷つくことへの不安、その他のネガティブ感情に関しても、たくさん直面して、たくさん乗り越える経験をすれば、「嫌だけど怖くない」までは、もっていけます。
そのためには、傷ついたときに「辛かった経験」で記憶を終わらせるのではなくて「乗り越えた成功体験」として、記憶させることも大切ですね。
「そうはいっても、やっぱり怖い…」と思ったら、過去の傷をケアしていくといいです。