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アダルトチルドレンの生きづらさ克服 ── 6ヶ月通信講座
「自分で自分の問題を解決したい」方のための、 動画×音声×テキストで学ぶセルフケアプログラムです。
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「カウンセラーに頼りすぎているかもしれない」「離れたいのに離れられない」。
こうした悩みを抱えている方は、実は少なくありません。
でも、なかなか人には相談しにくいテーマでもあります。
今回は、フォロワーさんからいただいたとても正直なメッセージをもとに、この問題について考えていきます。
フォロワーさんから、こんなご質問をいただきました。
長文すみません!!
親との関係を相談するカウンセリングをしてもらったり、同じ方に心だけでなく体を診てもらう(エステの類のようなもの)経験を長年積み重ねてきた過程で、母親から得ることの出来なかったもの、要は分かりやすい優しさや承認などを、そのカウンセラーさん相手に求めるようになってしまいました。
まさに、依存や執着といった言葉が的確かと思っています。
SNS等もその方に見てもらえないとひどく落ち込んだり、傍から見たら明らかに良くない状況へと陥ってしまいました。
ですが最近SNS上でその方に無視されていると感じることも多く、自身の精神衛生上、良くないことはちゃんと理解しているので、苦しくなった人間関係うまく手放せればと思っています。
わたし自身、心を見る系のセラピストの資格を持っており、子ども時代の満たされなかった自分自身のことは、ずいぶん癒やしてきたつもりです。
なかなか満たされない気持ちが大きいと感じるのは、安心をその方に求めてしまうのは、まだ癒やしが足りないのでしょうか。
お金と言う名のエネルギーをかけてきた分、その方への執着も大きくなっている自覚はありますが、今より楽に生きて行きたいです。
とても勇気のある、正直なメッセージだと感じました。
こうした気持ちを「情けない」「自分が甘い」と責めてしまう方も多いのですが、まずはこの気持ちを言葉にできたこと自体が、ご自身の力だと思います。
今日はこのご質問に、私なりの考えをお伝えしていきます。
まず最初にお伝えしたいのは、カウンセラーに依存的になってしまうこと自体は、決して珍しいことではない、ということです。
カウンセリングという場は、自分の心の深いところを開いて、受け止めてもらう関係です。
何度も顔を合わせ、心の内を話し続けていくうちに、その相手が「自分を一番わかってくれる存在」になっていくことは、ごく自然な流れだと思います。
そして、AC(アダルトチルドレン)は、特にこれが起きやすい背景があります。
アダルトチルドレンの多くは、子ども時代に母親(あるいは養育者)から十分な承認や安心を受け取れなかった経験を持っています。「あなたはそのままでいい」「大丈夫だよ」といった、無条件の肯定が足りなかった。
だからこそ、カウンセラーという「受け止めてくれる存在」に出会ったとき、子ども時代に得られなかったものを、その人から受け取ろうとしてしまいます。
これは意志の弱さではありません。長年、心のどこかでずっと求め続けていたものが、ようやく目の前に現れたように感じるからこそ、強く惹きつけられてしまうのです。
それだけ、あなたの心がずっと安心を必要としていた、ということなのだと思います。
「リハビリ君」って言葉を聞いたことがありますか?
失恋の傷を癒し、真のパートナーに出会うまでの間に現れる、「練習相手」のような存在のことです。
カウンセラーとの関係にも、同じように捉えられるケースがあるのではないでしょうか。
このカウンセラーさんは、あなたが「人に安心を求めていい」という体験をするために必要な存在だった。その役割は、ちゃんと果たされたのだと思います。
「最近SNSで無視されていると感じる」というのも、もしかすると、カウンセラーさん側があなたの依存に気づいて、あえて距離を取っている可能性もあります。
それは、あなたのことが嫌になったからではなく、健全な関係を保ち、あなたが苦しむことのないようにという判断だと思います。
つらく感じるかもしれませんが、それもまた、この関係が転換期に来ているサインのひとつではないでしょうか。
ここが、今回のご質問の核心だと思います。
私の答えは、
「癒しが足りないのではなく、ステージが変わった」です。
この方は、長年カウンセリングを受けてこられました。ご自身でもセラピストの資格を持ち、「子ども時代の満たされなかった自分を、ずいぶん癒してきた」とおっしゃっています。
私は、それは本当のことだと思います。ちゃんと取り組んでこられた。だからこそ、今こうして自分の状態を自分の言葉で表現できている。
では、なぜまだ苦しいのか。
それは、傷を癒してもらう段階は終わりつつあるのに、「私は大丈夫」という自信、つまり自分で自分を支える感覚がまだ育っていないからだと思います。
インナーチャイルドの回復には、「癒す」段階と「育てる」段階があります。
傷ついた子どもの心を受け止めてもらう段階は、十分にやってきた。
でも、癒しただけでは足りなくて、そこから先はインナーチャイルドを励まし、自信をつけさせてあげる「育てる」プロセスが必要です。
そして、そのステージは、今のカウンセラーさんに安心をもらい続けることでは、たどり着けない場所なのだと思います。
もちろん、そう言われてもすぐに切り替えられるものではありません。今はまだしがみつきたい気持ちの方が大きいかもしれません。それでいいと思います。
でもこの苦しさは、あなたがまだ癒されていないから感じるのではなく、あなたが次に進む準備ができつつあるからこそ感じるものなのだと思います。
「お金と言う名のエネルギーをかけてきた分、その方への執着も大きくなっている」
この言葉、とても正直で、そして多くの方が同じ気持ちを抱えていると思います。
心理学では「サンクコスト」という考え方があります。すでに支払ったお金や時間、労力が大きければ大きいほど、「ここでやめたら全部無駄になる」と感じて手放せなくなる、という心の仕組みです。
たとえば、何年も続けてきた仕事を辞めるとき、「ここまで積み上げたものが全部なくなる気がする」と感じて踏み出せないことがあります。でも実際には、そこで身につけたスキルや経験は自分の中にちゃんと残っている。カウンセラーとの関係にも、同じことが言えると思います。
でも、ここでちょっと考えてみてほしいのです。
あなたがカウンセリングにお金をかけてきた目的は、何だったでしょうか。
きっと、「今より楽に生きたい」という思いだったはずです。
でも、長い時間とお金をかけるうちに、いつの間にかその人と良い関係を続けることが目的にすり替わっていた、ということはないでしょうか。
本来の目的に立ち返ってみると、そのカウンセラーさんとの時間の中で得たものは、ちゃんとあなたの中に積み重なっているはずです。お金をかけた目的は、すでに果たされている。
「元が取れなかった」のではなく、「その投資の成果は、ちゃんと受け取っている」。
だからこそ、次のステージに進むタイミングが来たのだと思います。
「もったいない」という気持ちは、自然なものです。でもその気持ちに引っ張られて、本当は次に進むべきタイミングを逃してしまうことの方が、もったいない。
そう考えてみると、少し見え方が変わるのではないでしょうか。
ここでは、2つのことをお伝えします。「自分に自信をつけていく取り組み」と「心の中での手放し」です。手放すためには、まず自分の土台を作ることが大切です。
自信をつけるためにおすすめなのは「与える」を意識することです。受け取る側から、与える側への移行。
ただ、この方の場合は、何か新しいことを始める必要はありません。この方はすでにセラピストの資格を持ち、人を支える側に立っています。与える側としての行動は、もうやれているのだと思います。
与えるだけでなく、日々、自分が出来ていることを「ちゃんと認識する」。
足りないのは行動ではなく、認識すること。
自分が出来ているという現実を強く意識する。何度も繰り返し…です。
それが、「自分は、自分を幸せにする力がちゃんとある」という自信につながります。
「手放す」と聞くと、もうその人との縁を切る、もう二度と関わらない、というイメージを持つかもしれません。でも、ここで言う手放しとは、物理的に縁を断つことではなく、心の中での卒業です。
「この人がいないと自分はダメだ」「この人に認めてもらえないと安心できない」、そうした心理的な依存を、静かに手放していくということです。
自分でできるワークとしては、まず、そのカウンセラーさんに対して感じている寂しさ、悲しさ、場合によっては恨みや怒りを、紙に書き出します。きれいに書く必要はありません。自分だけが読むものですから、思うままに。
そして、気持ちが出し切れたら、今度はその方への「ありがとう」の手紙を書いてみるといいです。送らなくて構いません。自分のために書くものです。
親への執着を手放す場合は、気持ちの整理が十分にできていない段階で感謝を書くと、逆効果になることもありますが、今回のケースは大丈夫と感じています。
この方がそのカウンセラーさんに対して持っている気持ちのベースには、恨みではなく感謝があるように感じます。
また、本当に手放すべき相手、「ラスボス」は親であって、このカウンセラーさんは、親の代わりを務めてくれていただけ。
だからこそ、今の段階で感謝を行っても問題ないと判断しました。
感謝と手放しについては、この方の場合は、ご自身でやってもらっても大丈夫と思いますが、手放しのセラピーなどを扱っているカウンセラーにお願いするという方法もあります。
私のカウンセリングでも、こうした手放しのワークを行っています。ひとりでは難しいと感じたら、力を借りるという選択肢も持っておいていただけたらと思います。
その方のもとで過ごした時間も、心を開いた経験も、受け止めてもらった記憶も、あなたの回復の過程において、確かに必要なものでした。
ただ、ひとりの支援者が担える役割には、自然と区切りが来ることがあります。それは、どちらが悪いということではなく、あなた自身が成長したからこそ訪れるものです。
今より楽に生きていきたい、そう願っているあなたの心は、もう次に進む準備ができているのだと、私は思います。
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満席となりました。ありがとうございます!


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